ナカデミーショー⁉︎ 最有力候補の…
タティングは仕事になっているので、休みの日はあまりしたくありません。休日の趣味といえば映画やDVD鑑賞です。 日本では2019年の映画のヒット6位までがアニメーションだとか。 やっと7位に、私が今年観た日本映画の中で一押しの【キングダム】が入ります。 原作は漫画で、アニメにもなっているけど、映画はまた映画でしかできない特撮シーンも多く、夢とプライドをかける若者達の壮大かつ爽快な物語で、特に終わり方がカッコ良く、見終わった時スカッとしました。 映画は終わり方が大切です。そしてエンドロールとエンディング曲が、映画そのものを思い返すようにフィットして余韻が残る映画が大好きです。 また、映画は時々、観終わった時に人生が変わる、または人生観が変わることもあります。 今年観た映画の中で、人生観が変わる…⁉︎ ほどの映画が1つありました。 中田の好みで固めた【ナカデミーショー】で主演女優、助演女優賞、衣装、舞台装置、撮影、監督賞を総なめにし 大賞を【キングダム】と争っている【女王陛下のお気に入り】です。 前にも申しましたとおり、この映画はかなりマニアックで、宮廷の華麗な、豪華な衣装や世界を想像して観られると、気分が悪くなるくらいグロいです。 ドロドロの宮廷内の諍い、時代考察を無視した白黒の衣装、汚いセリフ、臭いがするような諸々のもろもろ。 三丁目の夕日や、おくりびとがお好きな方にはオススメできません。 でも映画好き、特にヨーロッパ映画に慣れた方なら、大丈夫です。 エンドロール、エンディングテーマもかなり映画の内容にマッチしていて、これを含めて映画全体が、キレキレのファッシンショーのようでした。 お涙頂戴、ほのぼの家族ものが多い昨今の日本映画に比べ、何が良かったかというと、大人が大人数で大金使って、見たこない世界感を創り出し、共感されようがされまいが、いいと思うものを真剣にやっているというところかな。 この良さが伝わる人が近くにはいないかもしれないけど、同じ目を持つ人が世界のどこかにいると確信できるもの、そこに魅力を感じました。 どうしても頭から離れない女王陛下〜の衣装や世界観を、次回の古典再現モチーフにしたいと思います。 まだ途中ですが、白と黒を作って、アレを作りましょう。お楽しみに(^^)
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